ふと通りがかった員弁の町に古い郵便局があった。
いまではひっそりとしたその建物は奇跡的に壊されずに生き残っていた。
遠い昔のにぎわいを感じさせながら、いまは静かに眠っている。
このまま一緒に時を止めていたかった。

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