旧街道沿いにあった時計店。看板といい街灯といい、まさにあの頃のまま時を止めていた。
むかし中学生になった祝いは、時計か万年筆と相場が決まっていた。
この店もそんな親子連れが訪れたことだろう。
いまや機械式時計は高級ブランドになり、若者は携帯で時を知る

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